10年ぶりの三重でつながりたくさんできました!第31回サマーセミナーinみえ

 2024年9月21日から23日の3日間、三重県四日市市で第31回サマーセミナーが開催されました。今年のテーマは「つながり」。青年同士の新たなつながり、労働組合活動へのつながり、そして、親組織と青年層のつながりなどを築き・強くすることを目的としていました。結果的には子ども含め50人の参加があり、開催県の三重県からも子ども含め20人以上の参加がありました。サマセミは県内の青年の活動が弱くなっている時に、サマセミの成功に向けて県内のつながりをつくり、その後の活動に活かすことが大きな目的であるため、来年のみえ労連の青年の活動に注目です。

 今年のサマセミの主な内容としては、全体会では初日のワールドカフェで仕事のことや労働組合、サマセミについてなど自分の好きなテーマのテーブルで自由に話し合ったり、最終日では能登半島地震からさまざまな問題を調べ自分たちの考えを出し合ったり、昨年に引き続き語り合いがたくさんできました。
 2日目には4つのコースに分かれてフィールドワークで三重県内各所へ。湯の山フォレストアドベンチャーや御在所ロープウェイ、伊勢神宮内宮・おかげ横丁、四日市市内の各所などを訪れました。各コースの交流やお楽しみの様子は、LINEのオープンチャットで共有したり、夕食交流会後にスライドショーで各コースの報告がおこなわれました。
 また、元日にあった能登半島地震、そしてサマセミと同時期に起きた能登半島での大雨被害にたいして、参加者から募金集めようと声が上がり、最終日参加者が少なくなっていましたが15,586円の募金が集まりました。募金は後日、全労連青年部の定期大会にて全労連青年部に託されました。

 参加者をみると過去にない男女比で、ほぼ半々となっていました。そして、来年の開催にむけて参加者同士が開催県や企画など話し合い盛り上がっていました。この勢いを来年につなげ、来年の開催県の青年活動、そして東海北陸ブロック全体の青年活動の再興に向けて前進したいと思います。

  他単産・他地域の青年との交流は今後の活動の大きな刺激になります。自分の職場だけ、自分の組合だけにこもっていてはいつか行き詰まってしまいます。普段関わることのない他業種、他地域の青年との交流で、新たな発見、そして職場・組合では話しづらい意見交換など、いつもとは違う仲間だからこそできることがあります。来年のサマセミ、そして、2025年2月には全労連青年部の沖縄ピースツアーがあります。このようなたくさんの単産・地域から青年が集まるとりくみを活用し、青年活動を活性化させることが、今の労働組合活動に必要です。

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