相次ぐ愛知最賃審労働者委員の任期途中辞任に愛労連が抗議

 愛知労働局長は「愛知地方最低賃金審議会補欠委員の候補者の推薦に関する公示」を4月24日に行いました。昨年任命された労働者委員3名の任期途中辞任によるものです。最賃法では「任期は2年」としています。途中辞任は今回だけでなく、2019年以降、9名が辞任しています。任命をした労働局長、推薦した労組(連合愛知および関係労組)の責任は重大です。
 愛労連はこの事態を重視し、労働局長に5月16日「度重なる途中辞任と任命権者・推薦労組の責任について」と抗議しました(写真:賃金課)。要請には、朝日新聞・中日新聞・毎日新聞・しんぶん赤旗が取材、毎日新聞としんぶん赤旗が18日に報道しました。同日、事務局長談話も発表しました。
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 また16日、3名の補欠委員の推薦書(愛労連と単産連名推薦)を提出しました。薄美穂子さん(福保労)、矢野彩子さん(医労連)、長縄いさ枝さん(建交労)です。竹内事務局長は、任命にあたり、任期をまっとうできる委員の任命とともに、女性委員の増、「医療・福祉」は、製造業、小売業に次ぐ規模であることから当該分野の労働者の委員の任命、最賃の改定が直接影響する非正規労働者の任命を求めました。担当者は、6月3日以降に回答すると応じました。

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