2015年の愛知県最低生計費試算調査では、若年単身世帯と4人世帯(30代~50代の夫婦と未婚子2人)の最低生計費を試算した。その後、8年以上が経過し、とりわけ2021年秋以降、消費者物価の上昇が加速している。2023年の愛知県最低生計費の推計は、2015年の最低生計費試算調査結果から得られた最低生計費に、この間の消費者物価指数の上昇や社会保険料・税額の変化を加味して試算したものである。最低生計費は、最低賃金の引き上げや春闘(賃上げ)の重要資料である。下記の各項目から、2023年の愛知県最低生計費や名古屋市消費者物価指数などをダウンロードすることできる。