9月24日~25日に、全労連東海北陸ブロック青年交流会「第29回サマーセミナー石川@オンライン」が開催されました。今回のサマーセミナー(サマセミ)は初のオンラインでの開催となりましたが、ブロック全7県からの参加があり、学習と交流を楽しみました。
初日は、サマセミの歴史紹介、全体講演、分散交流などが行われました。
全体講演では、愛労連の西尾美沙子議長による「労働組合っていいな。なかまっていいな」と題した話がされました。西尾議長が自身の労働組合活動の歴史を紹介しながら、「就職直後の解雇争議から、現在の愛労連議長として日々奮闘できているのは、常に仲間の存在があったから。困ったときには仲間が助けてくれた」と仲間の大切さ、労働組合の魅力を話しました。
西尾議長の講演の後は、複数のグループに分かれての分散交流で講演を聴いての感想や参加者それぞれの労働組合活動についてなど自由に交流しました。
初日終了後には、オンライン懇親会がおこなわれ、ブロック各県の名産品のあたるビンゴ大会や交流がおこなわれました。
2日目は、石川県の実行委員会が中心となり、第1部では「労働組合と平和運動」について、石川県内でかつておこなわれた①内灘闘争、②小松基地2つのコースに分かれて学習・交流。第2部では、石川県の名所紹介①兼六園と湯涌温泉、②金箔貼り体験と加賀温泉郷の2コースに分かれて交流しました。
ここ数年、青年の運動が弱まっていた石川県ですが、今回のサマセミでは県内の多くの組合から青年が実行委員会にあつまり、今回のサマセミの成功させました。閉会式では実行委員会の事務局長を務めた青年から「来年のサマセミでも実行委員会を作って、多くの青年と参加したい」と今後の決意も聞かれました。
サマセミは今後も、青年活動の活性化にむけて職種・地域の枠を越えた交流と学習を元気にとりくんでいきます。2023年は愛知県内での開催を予定しています。