5月1日、第91回愛知県中央メーデー行動がとりくまれました。コロナショックのもと、例年の様な集会とデモ行進はおこないませんでしたが、果敢にとりくみ、労働者の要求をアピールしました。
午前8時からは名古屋駅桜通口付近で宣伝行動をおこない、第91回愛知県中央メーデー実行委員会に参加する各組合・団体から約80人が参加し、ビラを700枚配布するなど、名古屋駅を通行する市民にメーデーアピールをおこないました。
行動の冒頭、実行委員長の知崎・愛労連議長が主催者あいさつ。「今年は日本メーデー100年の節目です。この節目に3つの事を宣言します。日本メーデー100周年を祝うとともにメーデーを新たな時代に向けて発展させていくこと。そしてコロナショックのなかで雇用と営業を守るメーデーとして政府に対し、自粛と補償が一体となった、予算の実現と医療提供体制の拡充を求めること。世界の労働者と団結し、一緒にたたかうことです」と行動開始を宣言。最後に「安倍9条改憲阻止、消費税5%減税、そして8時間働けば人間らしい暮らしができる社会の実現にむけてとりくみを進めます」と挨拶しました。
続いて実行委員会に参加する組合・団体からの代表者(自治労連の林委員長、愛商連の服部会長、名高教の石川書記長、愛知県原水協の大村代表理事、愛知県医労連の西尾書記長、名港労協の西脇議長、建交労の谷藤書記長、愛高教の加藤委員長)がそれぞれの立場からスピーチしました。
各組合・団体からのスピーチの後は、愛知県医労連の杉江さんによりメーデー宣言案の提案がされ、行動参加者の同意を得て採択されました。名古屋駅行動の最後には知崎実行委員長の団結ガンバローで「8時間働いて人間らしい暮らしを勝ち取るために団結してガンバロー」と労働者の団結を確認し、意気高く行動を締めました。(第91回愛知県中央メーデー宣言)
この後は、名古屋市内を6つの区域に分け、それぞれの区域を宣伝カーで要求アピール。人通りの多い、スーパー前や駅頭などでスピーチをおこないました。
愛知県下各地域でも愛労連の地域組織が中心に宣伝行動がとりくまれました。実行委員会作成のビラ配布やハンドマイクを使っての街頭スピーチ、宣伝カー運行、地域組織の事務所の窓を使ってのメーデーアピールなどコロナショックの中ですが、労働者の要求をしっかりアピールしました。
第91回メーデーに際し、愛知県選出の国会議員や政党からメッセージが寄せられています。
立憲民主党・松田イサオ衆議院議員、
立憲民主党・吉田つねひこ衆議院議員、
国民民主党・せき健一郎衆議院議員、
国民民主党・牧義夫衆議院議員、
国民民主党・岡本みつのり衆議院議員、
日本共産党・武田良介参議院議員、
日本共産党・井上哲士参議員議員、
日本共産党・もとむら伸子衆議院議員、
社民党愛知県連合、
新社会党愛知県本部、
日本共産党愛知県委員会、
緑の党グリーンズジャパン、 以上8議員、4政党からメッセージが寄せられました。