5月1日、名古屋市中村区のキャナルパークささしま・パークエリアで第90回愛知県中央メーデーを開催し、3000人が集まりました。
主催者を代表し、実行委員長の榑松佐一愛労連議長は、「今年は10連休の真ん中のメーデーになりました。障害者施設など福祉関係の職場などでは長期の休みで収入が減ったり、安心して休みを取ることが出来ない労働者も多くいます。すべての人が安心して休め、メーデー集会に参加できるような社会にしましょう」と述べ、さらに「8時間でくらせる賃金をめざしてメーデーを成功させましょう。そしてすべての労働者が安心して働けるように万国の労働者が団結して頑張りましょう」とあいさつしました。
続いて、愛商連の服部守延さんがあいさつ。安倍政権が10月に消費税を10%に引き上げようとしていることに対して「10月10%ストップ!ネットあいちが発足します。運動を大きくし、参議院選挙で審判を下しましょう」と呼びかけました。
そして、愛知憲法会議がら本秀紀事務局長が安倍改憲策動に対し、「安倍政権はワイルドに改憲を進めようとしている。今こそ、『安倍改憲のNO!』の声を大きく上げましょう」と訴えました。
政党は日本共産党、社民党、新社会党の野党3党からそれぞれあいさつがありました。
集会の最後には「8時間でまともにくらせる賃金を。この要求を高く掲げ、世界の労働者と連帯してたたかいをすすめよう!」としたメーデー宣言を参加者全体で採択。「団結ガンバロー」と拳を掲げ、集会をおえました。
集会後、参加者は2つのコースに分かれて「消費税増税NO!」「9条改憲NO!」「労働法制の改悪反対!」「8時間働いてふつうに暮らせる賃金と働くルールを」とアピールしながら名古屋駅、伏見までデモ行進しました。