1月6日(土)、愛労連と愛知国民春闘共闘委員会主催の新春大学習会を労働会館で開催し、会場いっぱいの170人が参加しました。
愛知国民春闘共闘委員会から榑松議長の主催者あいさつ後、2つの講演をうけました。第一部は「総選挙の結果を労働組合としてどう見るか」と題し、木下ちがやさん(明治学院大学国際平和研究所研究員)を迎えて学習。3.11以後の社会運動について、国会周辺など路上に集まり始めた人々の姿を「空間の占拠」とし、「ゆるやかなつながり」を象徴する場と解説。特定のリーダーや組織に依存しない集団形成の欲求ももつなど、60年安保闘争との決定的な違いを強調しました。そして、労働組合が地域の社会運動の拠点的機能を果たしていけるかが今後の鍵であるとエールを送られました。
休憩後の第二部は「安倍改憲を阻止するために」と題し、名古屋大学名誉教授の森英樹さんを迎えての講演を受けました。森さんは、北朝鮮の問題から安倍首相主導の「柔軟」改憲計画について順に話し、最後に改憲発議を断念させる運動として3000万署名の奮闘を訴えました。どちらも質問が相次ぎ、時間が足りなく感じるほどの盛況で、頑張る力をもらった1日になりました。