晴天となった5月1日(日)、名古屋市中区の白川公園で第87回愛知県中央メーデーが開催され、250団体から3500人が集まりました。 主催者あいさつにたった榑松実行委員長は冒頭、熊本地震被災者のための募金に協力を求めたのち、「安倍暴走政治を続けさせるわけにはいかない。労働組合も市民と共同したたかいを一緒にすすめよう」と訴えました。
続いて来賓として駆けつけた愛知県弁護士会の花井増實(ますみ)さんは、「安保関連法の廃止、立憲主義の回復のために運動を続けている。一緒に頑張りましょう」と発言。愛知県保険医協会の板津慶幸(よしゆき)さんは、「TPP協定は農業だけでなく医療にも大きな影響を与える内容。こんな悪質な協定をみなさんと一緒に粉砕しましょう」と力強く発言しました。
政党からは日本共産党、社会民主党、新社会党からあいさつがあり、生活の党からはメッセージが紹介されました。
会場の後ろでは保育士や学童指導員と一緒に縄跳びやお絵かきで楽しむ子どもたちがテントに集まり、賑やかな集会に。数年ぶりに休日と重なったこともあり、家族連れの姿があちこちで見られ、閉会後には2つのコースに分かれて子どもたちもデモ行進に参加しました。
名古屋市外では6ヵ所で地域メーデーがおこなわれ、1350人が集まりました。労働者の祭典であると同時にアベ政権打倒の決起集会の場となったという尾北地域。熊本地震被災者カンパにとりくんだ尾中地域。数多くのデコレーション、仮装した仲間・多彩なプラカードで盛り上がった東三河地域やデモ行進後、午後には労働相談活動をおこなった尾東地域と多彩にとりくまれました。
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