【談話】愛労連事務局員・筬島直人氏の立候補報道について

愛労連は筬島直人氏に対し、談話「愛労連事務局員・筬島直人氏の立候補報道について」を発表し、3月6日に愛労連事務局員としての肩書きを無断で使用したことに対する抗議と愛労連事務局員の肩書きを直ちに削除することを求める文書を送付しました。筬島氏からは、3月10日付けの文書で謝罪と退職に関わる申出があり、筬島氏が2月28日もって退職したことを確認しました。

2015年3月18日

【談話】元愛労連事務局員・筬島直人氏の退職日変更について

 

中日新聞3月5日付に、愛労連事務局員・筬島直人氏がきたる名古屋市議選挙で「次世代の党」から立候補(緑選挙区)するということが報道されました。「次世代の党」のHP公認候補一覧(3月4日現在)の職業欄には「愛知県労働組合総連合事務局員」と書かれています。筬島氏は約4年愛労連事務局に在籍してきましたが、今年2月12日に退職の申し出があり、愛労連はこの間の彼の活動ぶりや仕事ぶりを勘案し3月15日付けでの退職を受理し、3月1日から有休消化に入ったところです。2月末までの出勤期間に立候補予定の話は全くなく、報道に驚いています。

愛労連は結成以来、労働者のくらしと権利を守り、平和と民主主義を実現するために日々奮闘してきました。今日も安倍政権の「戦争する国づくり」を阻止するために奮闘しているところです。いっぽう「次世代の党」は基本政策に「自衛権及び自衛隊(国防軍)に関する規定の新設、国家緊急権に関する規定の整備」などを含む「自主憲法制定」、「集団的自衛権に関する憲法解釈を適正化」を求める極右政党です。愛労連は個人の思想信条の自由を保障しますが、「次世代の党」の政策は愛労連の運動・要求とまったく相反するものであり、筬島氏が「愛労連事務局員」を語って立候補を表明することは労働者・労働組合員に対する重大な裏切り行為であるといわざるを得ません。

また筬島氏は愛労連で「脱原発」や「反貧困」の事務局的な仕事を担当してきましたが、「次世代の党」は「世界最先端の原子力技術(次世代型原子炉、廃炉及び安全確保等)の維持」「生活保護を日本人に限定し、現物支給化」を主張しており、放射能や貧困に苦しんでいる人たちの苦悩を理解できず、節操のなさを露呈したといわざるを得ません。このことに何ら矛盾さえ感じない筬島氏が市民のくらしを守る議員として役割を果せるとは思えません。

立候補自体は本人の問題ですが、 愛労連時代のさまざまなつながりを利用して、支持を訴えてくる可能性はあります。愛労連は組織や仲間を守るためにいかなる策動も許しません。今後、愛労連とはいっさいのかかわりがないものであり、関係組織や団体にたいしてもそうしたうごきについて注意をいただき、そうした動きがあれば愛労連まで報告をお願いするものです。

以上

2015年3月5日

愛知県労働組合総連合
事務局長 吉良多喜夫

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