5月1日、第85回愛知県中央メーデーを中区・久屋大通公園エンゼル広場でおこない、3000人の仲間が集まメーデーりました。
主催者を代表し榑松佐一実行委員長は「17年ぶりの消費税引き上げのなかでたたかわれた14春闘は、労働者・国民のくらしを守り、地域経済を回復させるたたかいになっている。愛労連がおこなった中小企業アンケートの結果では、中小下請企業の多くが消費税を転嫁できず物価高で苦しいと声を寄せており、年金や社会保障の切り下げなどくらし破壊をやめさせるために多くの国民とつながりたたかいを広げる必要がある。さらに安倍内閣が強行しようとしている集団的自衛権の行使容認など憲法の改悪にも断固反対し、団結してがんばろう」と力強く あいさつしました。
続いて激励のあいさつでは、東海労働弁護団から白川秀之弁護士、生活保護基準引き下げ反対愛知連絡会の代表である山田壮志郎さん(日本福祉大学準教授)、政党からは日本共産党愛知県委員会の岩中正巳委員長、社民党愛知県連合の平山良平副代表、新社会党愛知県本部の保田泉書記長が順にあいさつしました。
会場は「許さん!ただ働き・使い捨て、労働法制の改悪」「生活できる年金に」など多彩な横断幕が飾り、年金者組合女性部の「戦争はいやだ」と書かれたみこしがデコレーション最優秀賞をとりました。
集会の最後に「がんばろう」を合唱し、参加者は思い思いの要求をかかげて栄や伏見に向けて2コースに分かれてデモ行進をおこないました。集会の様子は、NHKや中京テレビ、東海テレビで放映されました。