2月2日、愛商連などの民主団体や愛労連でつくる実行委員会が主催した「消費税8%増税小○一万人大集会」に愛知県下から5,000人が集まりました。太田愛商連会長の主催者あいさつのあと、詩人のアーサー・ビナードさんがかけつけ「安倍総理の本質を見抜こう」と消費税の問題点をユーモアを交えて発言し、会場をわかせました。その後は様々な団体から1分間のリレートークがおこなわれました。
新婦人の方は、「夫と2人の子ども4人家族の食費は月に3万円。消費税が上がると負担額が1ヵ月の食費と替わらない額に。怒りが一杯」と発言。農民連の代表は「消費税もTPPも1%の人のために99%の人が負担を強いられる。大企業から税金をしっかりとっていけば消費税は必要ない」と力強く訴えました。閉会のあいさつで榑松愛労連議長は、「アベノミクスで大企業の賃金が上がり、高額のボーナスをもらえる人はほんの一部。増税で年金まで下げるなんてとんでもない。円高や原料費の値上げ分が下請単価に反映されなければ中小企業で働く労働者の賃金引き上げは容易ではない。消費税に反対する全国のたたかいに火をつける集会になった。安倍政権に思い知らせるスタートにしよう」と発言し、集会を終えました。
参加者は「消費税増税反対!」「安倍暴走ストップ」などと書かれたカードをもち4つのデモコースに分かれてアピールしました。愛労連では、この集会を第35回トヨタ総行動名古屋集会と位置づけてよびかけました。心配された雨もオープニング企画が始まるとすっかり上がり、参加した仲間はトヨタ本社の入る名古屋駅・ミッドランドスクエアビルまで「大企業の内部留保を労働者や下請に還元せよ!」と元気にアピールしました。
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