原水爆禁止世界大会海外代表と平和を語る

海外代表とともに輪になって歌う参加者

 8月12日、ウィルあいちでおこなわれた「2012国際交流あいち平和女性のつどい」に労働組合や民主団体などから約90人が参加しました。28回目となる今年は、世界大会海外代表のコラソン・ファブロスさん(非核フィリピン連合事務局長)を招いて交流。初めて同時通訳として通訳機を介して1時間近く、コラソンさんの思いやフィリピンをとりまく状況など、話を聞きました。

 フィリピンでは、米軍基地閉鎖から20年を迎えているけれど、フィリピン政府は米軍駐留を認めたまま、米軍基地再建計画は遅々として進まないこと、フィリピン政府と中国政府との敵対姿勢を強めている原因に政府の親米外交政策があることなどが熱く語られました。

 質疑ではコラソンさんの日常生活に質問がおよび、「皆さんと同じように、会議や活動に追われながら毎日忙しくしている普通の人です」と強調して会場を笑わせました。代表との交流後は参加者から平和行進のとりくみ、原発反対の運動、非核署名の集約状況などがそれぞれ活動報告され、最後には全員で手をつなぎ、輪になって歌をうたい、交流を深めました。

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