7月22日(日)、名古屋市千種区役所講堂で愛労連第47回定期大会を開催しました。大会は傍聴者を含め170人が参加し、12年度の活動総括と13年度の運動方針を全体で確認しました。榑松議長は冒頭のあいさつで、「国民生活が第一」の公約をことごとく裏切る民主党の悪政を批判し、さらに労働者派遣法、公務員賃金、消費税増税、原発再稼働とどの問題でも政府方針を支持する「連合」に対しても「労働団体としての存在意義が問われる」と語りました。続いて全労連・小田川義和事務局長、愛商連・太田義郎会長、共産党・岩中正巳委員長が順に来賓あいさつ。議案の提案では吉良事務局長が、「13年度は労働組合の出番とも言うべき年。貧困問題、大企業・多国籍企業の横暴とのたたかい、新自由主義・構造改革路線との対決、組織の強化・拡大、政治革新のたたかいと5つの柱を中心にすべての単産・地域労連が要求前進と組織強化・拡大をめざそう」と提起しました。
討論では34人が発言しました。公務員賃下げ違憲訴訟(国公)や新たな賃金制度(通信労組)、公務員バッシングとのたたかい(自治労連)など賃金闘争問題や建交労、医労連、自治労連など争議のとりくみ、消費税増税問題(生協労連)、教職員長時間労働問題(愛教労)、公契約問題(全印総連)、学生の就職をめぐる状況(愛高教)、労働相談の実態(ローカルユニオン)、企業の「合理化」提案凍結のたたかい(全国一般)や年金者組合・きずな・福保労などの組織強化のとりくみに加え、名中・尾中・港・中川・名北地域からそれぞれのとりくみが話されました。
大会では、第三次組織強化拡大3カ年計画についても提案され、すべての議案が満場一致で採決されました。最後に「労働者・国民が安心してくらせる社会実現のために、財界の横暴と悪政に真っ向から対峙する強大な愛労連建設にむけてすべての組合員が力を発揮しよう」と大会宣言を確認し、榑松議長の団結ガンバロウで閉会しました。