7月7日、愛労連女性協第23回総会が名古屋市内で行われ、59人が参加しました。冒頭に酒井議長から、権利が行使できる職場環境をつくろうとあいさつ。続いて榑松愛労連議長、全労連女性部柴田真佐子部長の2人が来賓としてあいさつしました。
執行部からの議案提案から討論へ入ると8単産が発言。「医労連女性協総会のクリスマスリースづくりは好評だった。さらに発展をめざしたい」(医労連)、「県交渉で子どもの看護休暇や予防接種など、前進をかちとっている」(愛高教)、「昨年から指導要領が変わり、小学校2年生でも6時間授業。子どもも教員も辛い状況。長時間労働・持ち帰り仕事も変わらず多い」(愛教労)、「女性部の中で多くが非正規の人たち。非正規の運動に力を入れてほしい。さらにセクハラ・パワハラの問題でも学習会などを女性協でやってほしい」(建交労)、「民営化されたけれど年金事務所も賃金カットされた。働く条件は毎年ひどくなっている。非正規も増え、モチベーションが上がらず辞めていく人も多い」(国公)などさまざまな実態が出されました。 参加者の声をすくい上げる場が必要 さらに今年度は初の試みとして、討論後、4つの班に分かれて「女性部・女性協がどうして必要か」をテーマに班交流。 短時間のため、職場の実態を話す程度で時間が足りなくなりましたが、参加者全員が発言する貴重な時間となり、こうした要求交流や職場実態交流の場を意識的につくる必要性が感じられました。 総会後は金山駅北口で、女性協9条の会の仲間とともに「憲法9条を守ろう」「原発なくそう」の署名宣伝行動をおこないました。注目度も高く、約30人で憲法署名10筆、原発脱却・撤退署名61筆が集まり、用意したチラシやティッシュは1時間で400個がなくなりました。