労働者の団結で「消費税増税反対・原発ゼロ」の声を

白川公園に集まった4000人のメーデー参加者

 5月1日、第83回愛知県中央メーデーを中区・白川公園でおこない、4000人の仲間が集まりました。

 主催者を代表し榑松佐一実行委員長は「シカゴの労働者が8時間労働制を要求し立ち上がってから120年たった今日、財界は正規と非正規、公務と民間など意図的に労働者を競わせています。私たちはより弱い立場の人たちによりそい、つながりを広げて『分断』を跳ね返そう」と力強くあいさつしました。  

 激励のあいさつで愛知県保険医協会の森谷光夫理事は「野田内閣は『社会保障と税の一体改革』を強引にすすめようとしています。TPPの参加では国民皆保険制度を根本から変えてしまう。日本の安全、国民の健康、医療従事者の生活を守るため、みなさんとともに運動をすすめていきたい」と話しました。  続けて、3月11日に5000人を集めた「さようなら原発 明日につなげる大集会」の実行委員長である外山孝司さんや日本共産党・岩中正己県委員長、社民党・富田勝三代表、新社会党・安田泉書記長が順にあいさつしました。  「消費税反対! 原発反対!」「生活できる年金を」など多彩な横断幕が目立ったのは年金者組合の参加者。ほかにも「福祉は国民の権利です」「看護師増やして働き続けられる職場を!」「TPP参加反対! 港湾の民営化反対!」と参加者は思い思いの要求を掲げ、3コースに分かれてデモ行進をおこないました。

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