「学びのカフェ」は、第106期愛知労働学校のプレ企画として行われ、愛労連青年協と労働学校チューターによる共催企画です。
2回の連続講座として、「労働組合って必要なの?」というタブーにも挑戦しようと、実行委員会として協議していきました。
事前に「労働組合の10の質問」として、アンケートにとりくみ、その内容を反映した企画を考えてきました。
そんな中迎えた第1回目では、参加者は20名。
アイスブレイクを兼ねた自己紹介(なんでもバスケット)から、前記の労働組合アンケートにもとづいたクイズを出し、“青年ディベート”で「面白い労組VSめんどうくさい労組」と「人生、仕事派VSプライベート派」をテーマに討論しました。
ディベートを行ったねらいは、多様な意見に対して多様な立場から主張ができるようになる為の練習、及び表現力の強化です。
第1回目の参加者からは、「立場を切り替えて考えるのは良い経験になった」「つまらない講義ではなく、率直に意見をぶつけ合うことはスッキリ頭に入り、物事を考える良い機会になった」という意見が出ました。
続いて、第2回目(3/3)は、参加者は同じく20名。前回(2/18)におこなった「面白い組合VSめんどうくさい組合」ディベートを受けて、吉田学習協会長の講義。組合のメリットや誘い方、週休2日制は組合が勝ち取ったこと、「ただ乗り」理論など、青年の参加者には真新しく聞こえた感がありました。
講義を聴いた後は、グループに分かれて「労働組合にどう誘うか?」をテーマに話し合い、それをグループごとに”寸劇”で発表ということになりました。
どの班も趣向を凝らした寸劇が出され、会場には笑いが絶えることがありませんでした。
寸劇で共通していたもは、「誘う人の魅力」という点でした。誘う対象よりも、誘う主体に労働組合拡大・強化の鍵があると青年たちは実感できたと思います。
2回目の参加者からは「組合は仕事のジャマというイメージがあったが、仕事がはかどる要素ということを知り考えが変わった」「組合に誘うときのアピール方法を変えていきたい」などの感想がありました。
今後は、この学びのカフェの総括を行い、引き続きアンケートにも取りくんで行きたいです