福島原発事故は、原発の危険性を次つぎ明らかにしています。ひとたび事故を起こせば、人類は原発と共存できないことが明らかになりました。
政府の原子力委員会は9月27日、原子力政策について募集した国民の意見の集計結果を発表しましたが、原子力発電を廃止すべきだとする意見が全体の98%を占めました。これは、福島原発事故以降、原発ゼロを求める世論と運動の反映です。
しかし政府・財界、電力会社は、原発廃止が電力不足を招くとともに、企業の海外進出を加速すると国民に脅しをかけてきています。また、津波対策を講じることで原発の安全は確保できるとの新たな「安全神話」をふりまき、休止中の原発の再稼働や計画中の新たな原発建設を強行しようとしており、このような動きは断じて容認できません。
私たちは、すべての原発廃止にむけ、休止中の原発については再稼働させないこと、原発依存から脱却し、再生可能な自然エネルギーに転換すること、原発事故によるあらゆる被害を完全に補償し原状復帰することを政府の責任ですすめることを求めます。ぜひ、あなたも署名にご協力ください。
ご協力いただきました署名用紙については、愛労連が責任を持って国会に提出します。
【署名用紙の送付先】 〒456-0006 愛知県名古屋市熱田区沢下町9-7労働会館東館3F 愛知県労働組合総連合 宛 |