全労連青年部第28回代表者委員会開催!
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つづけよう 復興支援!なくそう 原発!
~青年の力で、笑顔で働き安心して暮らせる社会をつくる 2012 青年春闘~
12月3日から4日、都内で全労連青年部第28回代表委員会を開催し、6単産6名、11地方組織11名など45名が出席。学習講演会、班討論と全体討論などを行い、青年運動の発展に向けた12青年春闘方針を確立し、あわせて次期選挙管理員会、次期役員定数について確認した。また9月に開催した定期大会で空席となっていた役員を選出。全印総連、日本医労連、東海北陸ブロック(愛知)から常任委員を、近畿ブロック(大阪)から副部長を選出することができた。
「つづけよう 復興支援!なくそう 原発!~青年の力で、笑顔で働き安心して暮らせる社会をつくる 2012 青年春闘~」をメインスローガンに、①地球と平和と憲法を守り、住民本位の震災復興・原発ゼロをめざす青年部のとりくみ、②青年が安心して働き暮らせる社会の実現を!、③仲間づくりと、支えあう青年部づくり、④政治の民主的転換をめざす!、の4つの柱で、タテとヨコのつながりを生かした取り組みを進める意思統一をおこなった。
「組合に入ると世界が広がる」
開会に先立って労働総研から村上英吾先生(日本大学)、中澤秀一先生(静岡県立大学)、小澤 薫先生(新潟県立大学)を迎え、「青年層は労働組合をどう見ているか~労働組合の発展へむけて~」と題した学習講演会を行った。
労働総研内のグループが行った学生アンケートから「労働組合に対するイメージ自体は悪くない、否定的な評価は少数」という一方で、「主体的に労働組合に関わろうという姿はみえない」という結果が報告された。若い労働組合員への聞き取り調査では「組合加入のきっかけは周りが入っていたから、加入前は労働組合についての知識は少ない」という人が多かったという。組合に加入してどうだったか、と言う点では「世界が広がる楽しさを知った」という声が多かったと報告され、青年層の組織拡大・強化の芽が確実にあることを改めて実感できた。
対話を基礎に、“青年だからできる”取り組みを!
代表委員会開会の冒頭、松山青年部長は次のように挨拶し、青年春闘を奮闘しようと呼び掛けた。
「大阪のW選挙は奮闘したがおよばなかった。特に若年層が維新の会なら変えてくれるという意識をもって投票した。このまま黙っていては、構造改革路線の政治に逆戻りしかねない。国民が願う政治を実現するためには、声をあげ続けることが必要。
12春闘で強調したい取り組みは、非正規職員の待遇改善をはかること。青年部の活動はここになかなか結びつかないが、繋がりを持つことが重要。そして、生活実感に基づく賃金闘争を確立していくこと。青年だから、正規と非正規の壁を乗り越えられるということもあるし、正規と非正規、公務と民間で賃金体系が違っても“生活実感”は誰でも変わらない。
すべての課題の基礎になるのは、対話。この春闘で、多くの青年の声を聞ききながら運動を進め、組織強化をはかっていこう。」
全ての地方ブロックから役員選出!
討論では、1日目(3日)分散会を行い、また2日目の全体討論では14組織14人が発言、それぞれの職場や組織の違いや特徴を共有するとともに、単産・地方の壁を越えて団結をして春闘に取り組むことを確認した。また、各組織の先進的な取り組みを深く学べる機会となった。
具体的には、「青年部は少しでも学び、それを単組へ返していくことが最大の任務だ」「人のつながりを広げるとともに原則的なとりくみ、要求を愚痴としてとらえず夢としてとらえよう」「職場での要求をくみ上げることが重要」など、青年部活動を積極的に進める決意が語られた。
最後に、現在3名が欠員となっている役員体制の補充選挙を行い、副部長に大阪労連から中津川恵子氏(大阪労連青年部事務局長)を、常任委員に愛労連から若見温子氏(愛労連青年協議長)、全印総連から寺沢弘之氏(全印総連青年部長)、日本医労連から山崎世理氏(医労連青年協事務局長)を選出した。
発言の要旨
○埼玉(藤谷)
○福岡(大西)
○医労連(新宮)
○全教(井村)
○生協(武部)
○岩手(後藤)
○高知(坂本)
○愛知(若見)
○国公労連(高橋)
○東京(杵島)
○自治労連(岡崎)
○愛媛(稲葉)
○関東(群馬・飯田、長野・八重田)