浜岡原発の永久停止・廃炉を求める署名

中部電力は政府の要請をうけて浜岡原発の全原子炉を停止しました。

しかし、中部電力が受け入れたのは、防波壁の建設や原子炉建屋の補強工事などの地震・津波対策を行うまでの2~3年間の一時停止にしかすぎません。

福島第一原発の深刻な状況を見れば、たとえ現在中部電力が計画している防潮堤などができたとしても、予想される地震や津波の被害を防げる保証はありません。また、運転を停止しても完全に危険がなくならないことは、停止中だった福島第一原発4号機が重大な事態となっていることからも明らかです。

もともと現在の軽水炉という原子炉は技術的に未完成で、運転を停止しても数十年の長期にわたって冷やし続けなければ放射能を環境に大量に放出する危険をかかえ、放射性廃棄物を安全に管理する見通はたっていません。この危険な原発を地震の多発地域に立地し、国際的な基準も無視して、「安全神話」にもとづく無謀な原発推進政策をすすめてきたことの根本的な反省と見直し必要です。

中部電力は原発の依存度が1割台で、原発をすべて停止しても電力の供給は十分にできます。原発再開のための対策ではなく、原発頼みから抜け出し、太陽光など再生可能エネルギーへの転換をすすめるために知恵と力をつくし、資金も人材もそこにこそ投入すべきです。ぜひ、あなたも署名にご協力ください。

ご協力いただきました署名用紙については、愛労連が責任を持って請願・要請先に提出します。

署名用紙のダウンロード(PDFファイル)

※提出先を野田佳彦首相あてに変更しました (2011.9.27)

 

【署名用紙の送付先】

〒456-0006

愛知県名古屋市熱田区沢下町9-7労働会館東館3F

愛知県労働組合総連合 宛

 

 

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